【鴻巣市】日本では約3年ぶり!9月8日(月)に皆既月食で「赤い月」が見られます。
2025年は世界的に皆既月食が2回あります。1回目は3月14日でしたが、日本からの観測は難しく、主にハワイや南北アメリカで見ることができました。そして9月8日(月)、2回目となる皆既月食は日本でも観測可能。

写真はイメージです。
日本で前回皆既月食を確認できたのは2022年11月8日で、およそ3年ぶりのチャンスとなります。鴻巣児童センター埼玉県鴻巣市を中心に活動する天文サークル「いちばんぼし」は鴻巣市での観測時間をホームページで公開しています。

鴻巣児童センター
<鴻巣市での予定時間>
・半影食: 0:26~5:28(月没の時刻)
・部分食: 1:26~4:56
・皆既食: 2:30~3:53
地球の影には「本影(太陽光がほぼさえぎられた濃い影)」と「半影(本影を取り囲む薄い影)」の2種類があり、月がどちらの影に入り込むかによって、月食の呼び方が変わります。
半影食
月の一部または全部が半影だけに入った状態。半影は薄い影なので、目で見ただけでは月が欠けているかどうか、はっきりとはわかりません。
本影食
月の一部または全部が本影に入った状態。一般的に「月食」というと、「本影食」のことを指します。本影は濃い影なので、月がはっきりと欠けたように見えます。月の一部だけが本影に入り込む現象が「部分食」、月の全てが本影に入り込む現象が「皆既食」です。
(国立天文台HPより引用)

鴻巣児童センター
「いちばんぼし」は主に鴻巣児童センターを拠点に活動していて、土・日曜日にはセンター2階にあるプラネタリウムで子どもたちにわかりやすく星や宇宙について解説しています。地域に密着した活動を通じて、天体への関心を広めている団体です。

鴻巣児童センター
夜更かしや早起きが必要ですが、皆既月食は日本全国どこでも観測できます。空が晴れていれば、幻想的に赤く染まる「赤い月」を堪能できるでしょう。肉眼でも十分楽しめますが、写真や動画に収めるのもいいですね。
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