【北本市】石戸宿にある北本市子供公園の児童館が8月24日（日）をもって閉館します。

北本市石戸宿にある北本市子供公園内の児童館が2025年8月24日（日）に閉館するそうです。北本総合公園管理事務所の発表によれば、施設の老朽化に伴い、建物の解体が実施されるとのことです。建物には中央の広場を囲むように遊戯室や図書室、トイレなどが併設されています。小学生以下のお子様が利用できる広々とした遊戯室があり、小さいお子様連れのご家族にとっては利用しやすい室内の遊び場です。ホームページでは、公園のフォトスポットとして紹介されている、建物の外壁に描かれた大きなクジラのイラストがあります。しかし、今後見られなくなってしまうとなると、少し寂しい気持ちになりますね。北本市子供公園は1974年7月に造られた公園だそうです。敷地面積は28,406.14㎡と広く、遊具やふわふわドーム、ローラー滑り台、動物舎などが設置されています。緑豊かで夏になると水遊びが楽しめるため、多くの家族連れで賑わう様子が見られます。管理事務所の担当者の方に確認したところ、ふわふわドームや遊具などは比較的新しく設置されたものですが、今回解体される児童館をはじめ、管理事務所や動物舎などは公園の開園当初から存在し、築約50年が経過しています。そのため、施設の老朽化が進み、安全面や利便性の観点から、今回の解体に至ったようです。児童館は駐車場からすぐの場所にあり、閉館後の9月上旬から1月下旬は解体工事が行われる予定です。北本市市役所によると工事に伴い利用できる駐車スペースが減少するようで、満車の場合は徒歩4分ほどの場所にある石戸蒲ザクラ駐車場を臨時駐車場として利用できるとのこと。また、公園内のトイレは3ヵ所のみとなるため、少し不便さを感じる場面もあるかもしれません。解体後、このエリアがどのように整備されるかは未定ですが、今回の取り組みは、地域住民が安心して利用できる公園づくりを目指すものです。長年親しまれてきた空間が新たな形で生まれ変わることで、次世代にも愛される公園としての役割を果たしていくことが期待されます。

北本市子供公園はこちら↓