【北本市】6月1日にオープンした栄市民活動交流センターの愛称は「ミドリトテラス」に決定しました。
2025年6月1日に開催された栄市民活動交流センターのオープニングセレモニーで、78点の応募から決定した愛称「ミドリトテラス」が発表されました。
ミドリトテラスに込められた想い
憩いの場として人が集まる「テラス」と、北本市のテーマである&greenを訳した「緑と」を合わせて「ミドリトテラス」とした。また、この緑ある交流拠点が一人ひとりの暮らしや活動を優しく、明るく照らして、応援してくれることを願い「緑と照らす」という願いを込められた。(北本市役所HPより)
北本市のテーマ「&green」とは
埼玉県の中央部にある北本市。JR湘南新宿ラインで新宿からは約50分と都心の近くにありながら、市内には緑豊かな自然が残っています。北本市のまちの中心部に向かって3つのエリアに分けて見ていきましょう。

提供:サンアメニティ北本キャンプフィールド
都心から約1時間のキャンプ場「サンアメニティ北本キャンプフィールド」や多様な生き物が暮らす「北本自然観察公園」がある『里山エリア』。この緑豊かな環境は2019年に埼玉県で初めて「森林セラピー基地」として認定されたそうです。

提供:サンアメニティ北本キャンプフィールド
人と緑が交わる『雑木林エリア』は市街地にある雑木林を「NPO法人北本雑木林の会」が30年に渡り維持管理し、公園のように気軽に遊びに行けるスポットになっています。

きたもと「四季の恵み」マルシェ内 地場物産館「桜国屋」
市内には農作物直売所が約80ヵ所あり、新鮮な北本野菜が毎日並びます。特産品「北本トマト」を使った北本トマトカレーを提供する飲食店もあります。このように『街ナカエリア』でも緑の恵みに触れることができるということです。

きたもと「四季の恵み」マルシェ 地場物産館「桜国屋」
まちの特徴をふまえ、2019年から暮らしの魅力を磨き・発信するシティプロモーション事業に本格的に取り組んでいるそうです。事業を進めるにあたり定められたコンセプトが「&green」ということです。
北本市の緑と暮らすまちの魅力を伝える情報誌の「&green」やサイトもあります。北本市深井にある複合施設、きたもと「四季の恵み」マルシェ内には季節のドリンクやスイーツを提供する「&green CAFE」があり、案内所が併設されていて、観光情報の発信もしています。

&greenCAFE
北本市役所前の芝生広場で、定期的に開催されている「&green market」はまちに関わりたいと思う人が集まり話し合う「マーケットの学校」をきっかけに始まったそうです。これらの活動は2022年全国広報コンクールで評価され、最高賞の内閣総理大臣賞を受賞しました。

北本市役所
北本市のテーマである「&green」が6月1日にオープンした、栄市民活動交流センターの愛称「ミドリトテラス」の由来にもなっています。緑とつながる新たな活動拠点が増え、まちが一層盛り上がるといいですね。
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