【鴻巣市】なぜ緑? 唯一無二な川幅うどん「大むら」の青海苔入り川幅肉汁うどんについて聞いてみた!
鴻巣市のご当地グルメ「川幅うどん」。鴻巣市観光協会が発行する「川幅グルメマップ」によると、川幅うどんを楽しめるお店は、乾麺のみの販売を含めて11店舗(※2024年9月現在、馬力屋は川幅うどんの提供を休止中)。
その中でもこちら、「大むら」の川幅うどんは他店とちょっと一目違うということで、さっそく行ってきました。大むらは鴻巣市天神、東松山鴻巣線沿いにあるお店です。
創業は、昭和51年。店内のレトロな雰囲気は、なんだか懐かしく、ほっとできる空間です。
「大むら」は、そば処ですが、うどんや、天丼、中華、親子丼など、様々なジャンルのお食事が楽しめます。
豊富なメニューに目移りしてしまいますが、本日は川幅うどんを選びます。
こちらが川幅うどんのメニューです。川幅うどんも、食べ方が数種類あるようです。
悩んでいると、店内に掲示されているランキング表を発見。なるほど、川幅メニューの中でも「肉汁川幅」が常に上位にランクインしています。今回は、こちらをいただいてみます。
こちらが、「肉汁川幅」780円。肉汁と、幅の広いうどんが数枚のっています。これが、青海苔入りの川幅うどん。他店の川幅うどんでは見ない緑のおうどんです。
川幅うどんは、幅は広いものの、薄めなのでお箸で簡単に持ち上げることができます。そして、中々の長さです。一口で食べるのは難しそうです。
一緒にいただく肉汁は、お肉、お揚げ、ネギが入ったしっかり味です。
肉汁につけて一緒にいただくと、川幅うどんの食感はもちもち! 青海苔の磯香りがふわっと香ります。肉汁との相性をとても良くとても美味しいです♪ 幅は広いものの、柔らかいこちらのおうどんはちゅるんと食べることができます。運ばれてきた時は、一見量が少なそう? と感じるかもしれませんが、しっかりお腹いっぱいになりますよ!
なぜ青海苔入りの川幅うどんを考案されたのか、お伺いしてみました。川幅うどんの認定には幅に規定こそありますが、その他は自由なんだそう。そこで店主は川を見て思ったそうです。「本物の川を上からみると、うどんのような白ではない。両岸には草も生い茂って、実際もっと緑がかって見える。大むらの川幅うどんは、実際の川を表現できるよう、青海苔を練り込んでいるんです。」と。目でも川を感じるおうどんだったんです。使用している青海苔は、店主の馴染みの土地である渥美半島で作られたものなんだそうですよ。
「大むら」でしか食べられない、目でも味でも楽しめる川幅うどん。ぜひご賞味くださいね!
大むらはこちら↓