【北本市】まちの小さな本屋さん「小声書房」で9月14日、イラストレーターさんのイベントが開催されます!
北本市中央、北本駅から徒歩5分ほど。北本市役所からも程近い場所にある「小声書房」。
ほっこり愛らしい看板が目印の本屋さんです。
2022年4月にこちらで実店舗をオープンしたそうです。
暖かみのある木製の本棚が並び、しっかり明るい店内です。棚に整然と並ぶ本と木のぬくもりで、居心地の良い空間となっています。
子ども向けのゾーンもありました。懐かしい本や、初めて見るようなものまで、バラエティに富んでいます。
小声書房が目指すは「”まち”の書店屋さん」です。この地域に長く根付くため、足を運びやすいよう、馴染みがある新刊をメインにしているそうです。
新刊メインですが、古本の棚もありました。そのほかにもZINEやリトルプレスも取り扱っています。広い書店だと、しっかりジャンルごとに本棚が分かれいて、自分の馴染みがある分野以外の本は、積極的に探しに行かないと出会うことは難しいですよね。小声書房さんは、この規模感だからこそ、手を伸ばせば、すぐそこに知らなかったたジャンルの本が並んでいます。目に入りやすく、出会いやすいんです。
またこのシステムをご存知でしょうか? 「ブクブク荘」、シェア型書店の仕組みもです。シェア型書店は、棚を借りた方(棚主)が好きな本を好きな値段で販売スペースなんだそう。自宅の古本を販売したり、作家さんが実際執筆された作品を置かれていることも。小さな本屋さんを始められるというわけです。本の説明がついていたり、ちょっとした飾りがあったりと、それぞれ個性のある小さな本屋さんが並んでいました。それぞれ棚に垣間見える異なる趣味嗜好。見てるだけで楽しいですよ!
小声書房さんでは、色々なイベントも開催しています。土曜日には、市内の農家さん新鮮野菜が店内に並びます。市内のスイーツショップのプリンと共に読書会、本の感想を語り合う会、怪談。店内で劇団による演劇が行われたこともあるそうですよ!
9月の展示イベント【北本で見た風景】
そんな小声書房さんでは、2024年9月現在、イラストレーター竹本侑樹さんの展示が行われています。
竹本さんの作品は、マーカーで描かれているのが特徴。とても綺麗で可愛い色味の作品です。この展示のために、北本市に通い、市内の風景を描きました。馴染みのあの風景も作品になって展示されているかもしれませんよ! 原画を見ることができたり、グッズも購入できます。 ほぼマーカーの線だけ。よく見ると、色も、線も交わっていないんですよね。こういった絵に詳しくない筆者なので「カラフルでなんだかかわいい」が先行してしまいましたが、時間をかけて見ると、線しかない、曲線すらほぼないことに驚き、どうやって描いているのだろう、気になってしまいました。ぜひ実際の作品を見に行ってみてくださいね。
【北本で見た風景】
2024年 9月7日〜30日
毎週土曜12:00-16:00作家在店予定
▶︎2024年9月24日 11:30~14:00頃、竹本さんのライブペイント予定